信託の種類
信託には大きく「個人向けの信託」「法人向けの信託」「公益・福祉のための信託」の3つに分類できます。信託の主な種類をご紹介します。
個人のための信託
お子さまの誕生・進学・結婚・子育て・相続…… それぞれのライフステージに合わせたいろいろな信託がありますが、信託はいずれも大切な人に、あなたの想いを届けるために使われています。
お子さまの誕生、進学、就職、結婚、出産……。実は、みなさんの生活のあらゆるシーンを「信託」はサポートできます。たくさんの人に笑顔を届け、社会を豊かにするために。個人のための信託は、みなさんの生活の最も近くにある信託です。
具体的な信託商品例
- 教育資金贈与信託
- 結婚・子育て支援信託
- 遺言代用信託
- 後継ぎ遺贈型の受益者連続信託
- 生命保険信託
- 遺言信託
- 金銭信託
- 投資信託
- 年金信託
- 財産形成信託
- 不動産の信託/不動産業務
法人のための信託
企業などの法人のための信託。ビジネスの場面でも信託は広く使われています。
法人向けの信託は、従業員のための年金や財産形成、企業の資金調達・資産運用の手段などに幅広く使われています。
具体的な信託商品例
- 顧客分別金信託
- 証券代行業務
- 担保権の信託(セキュリティ・トラスト)
- 信託型ライツプラン
- 株式交付信託
- 資産流動化の信託
- 特定金銭信託/ファンドトラスト
- 有価証券の信託
- 受益証券発行信託
公益・福祉のための信託
社会や人々のために、役に立ちたい。
信託は、福祉や公共の利益(公益)のためにも広く活用されています。
「社会福祉・環境保全のために自分の財産を役立てたい」「福祉活動を行う団体を応援したい」「身体の不自由な方を財産管理の面でサポートしたい」そんな思いを叶えるのが「公益・福祉のための信託」です。
具体的な信託商品例
- 公益信託
- 特定贈与信託
- 後見制度支援信託
- 特定寄附信託
信託を利用する方法
いざ信託を活用してみたいと思ったら、信託銀行や信託会社などの信託の専門家に相談しましょう。次ページで具体的に見ていきましょう。
信託を利用するには?