信託の受託概況(平成28年3月末現在)

平成28年06月09日

一般社団法人 一般社団法人 信託協会(会長 池谷 幹男)では、今般、平成28年3月末の信託の受託概況(信託の機能別分類に基づく計数)をとりまとめました。

1.要旨

信託財産総額は、989.3兆円(前年同月末比56.0兆円増、6.0%増)となり、史上最高額(これまでの最高額は、平成27年9月末の961.5兆円)を更新しました。

  • 資産運用型信託は、123.5兆円(前年同月末比3.5兆円減、2.8%減)となっています。
  • 資産管理型信託は、778.4兆円(前年同月末比58.0兆円増、8.1%増)となっています。
  • 資産流動化型信託は、65.8兆円(前年同月末比3.4兆円増、5.4%増)となっています。

2.概要

(1)資産運用型信託

資産運用型信託の信託財産額は、123.5兆円(前年同月末比3.5兆円減、2.8%減)となっています。

主な内訳を前年同月末比で見ると、金銭信託が33.4兆円と2.7兆円増、年金信託が40.0兆円と2.0兆円減、有価証券の信託が44.9兆円と3.7兆円減となっています。

(2)資産管理型信託

資産管理型信託の信託財産額は、778.4兆円(前年同月末比58.0兆円増、8.1%増)となっています。

主な内訳を前年同月末比で見ると、金銭信託が92.7兆円と4.1兆円増、年金信託が45.5兆円と0.6兆円増、投資信託が166.5兆円と21.8兆円増、再信託が347.0兆円と20.7兆円増となっています。

(3)資産流動化型信託

資産流動化型信託は、65.8兆円(前年同月末比3.4兆円増、5.4%増)となっています。

主な内訳を前年同月末比で見ると、金銭債権の信託(貸付債権、売掛債権の信託など)が32.6兆円と0.8兆円増、不動産の信託が32.1兆円と2.6兆円増となっています。

なお、資産流動化型信託は、金融機関、企業の財務の改善や資金調達の方法として利用されており、金銭債権の信託は、金融機関が保有する貸付債権や企業が保有する売掛債権を流動化するために、不動産の信託は、不動産投資市場において、信託機能を活用して不動産の流動化を行うために利用されています。

以上

ページのトップへ戻る