信託の受託概況(平成21年3月末現在)

平成21年06月10日

社団法人信託協会(会長 岡内欣也)では、今般、平成21年3月末の信託の受託概況(信託の機能別分類に基づく計数)をとりまとめました。

1.要旨

信託財産総額は、743.7兆円(前年同月末比53.1兆円減、 6.7%減)となっています。

  • 資産運用型信託は、112.7兆円(前年同月末比40.5兆円減、 26.4%減) となっています。
  • 資産管理型信託は、543.9兆円(前年同月末比39.5兆円増、 7.8%増)となっています。
  • 資産流動化型信託は、66.7兆円(前年同月末比横ばい)となっています。

2.概要

(1)資産運用型信託

資産運用型信託の信託財産額は、112.7兆円(前年同月末比40.5兆円減、26.4%減)となっています。

主な内訳を前年同月末比で見ると、金銭信託が36.5兆円と38.8兆円減、年金信託が34.9兆円と2.5兆円減、有価証券の信託が36.4兆円と2.4兆円減となっています。

(2)資産管理型信託

資産管理型信託の信託財産額は、543.9兆円(前年同月末比39.5兆円増、7.8%増)となっています。

主な内訳を前年同月末比で見ると、金銭信託が88.0兆円と22.0兆円増、年金信託が45.0兆円と2.8兆円減、投資信託が98.0兆円と 2.7兆円減、金銭信託以外の金銭の信託が11.2兆円と2.1兆円減、再信託が235.4兆円と41.0兆円減となっています。

(3)資産流動化型信託

資産流動化型信託は、66.7兆円(前年同月末比横ばい)となっています。

主な内訳を前年同月末比で見ると、金銭債権の信託(貸付債権、売掛債権の信託など)が39.6兆円と0.8兆円減、不動産の信託が26.4兆円と0.4兆円増となっています。

なお、資産流動化型信託は、金融機関、企業の財務の改善や資金調達の方法として利用されており、金銭債権の信託は、金融機関が保有する貸付債権や企業が保有する売掛債権を流動化するために、不動産の信託は、不動産投資市場が拡大するなかで、信託機能を活用して不動産の流動化を行うために利用されています。

以上

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