平成20年度信託研究奨励金の募集を開始

平成20年04月02日

  1. 社団法人信託協会(会長 田辺和夫)では、信託研究の振興を図り、わが国における信託制度の一層の発展を期するため、広く信託に関する研究を志す有為な方々に対し、毎年、信託研究奨励金を贈呈しています。

    昭和47年に本制度が発足して以来、30有余年に亘って多くの方々に奨励金を贈呈しており、平成19年度までの贈呈件数は558件、贈呈総額は2億4,945万円にのぼっています。

  2. 平成19年9月30日に、新しい信託法が施行されました。新信託法は、平成18年12月に、従来の信託法を80有余年振りに全面的に見直して制定されたもので、受託者の義務等の合理化、受益者の権利行使の実効性・機動性を高めるための規律の整備、新たな類型の信託制度の創設等、信託法の現代化が図られています。

    また、信託業法は、新信託法の制定に先立ち平成16年11月に全面改正され、同年12月に施行されました。その後、さらに新信託法および金融商品取引法の制定に伴う改正が行われました。改正信託業法は、新信託法および金融商品取引法とともに、昨年9月30日に施行されています。新信託法の改正に伴い、税制・会計における改正等も行われています。

    信託制度は柔軟性に富んだ財産の管理・運用・承継制度であり、わが国の経済社会の基本的インフラとして着実な発展を遂げてきました。今般の信託を巡る環境整備は、信託の持つ優れた機能に対するニーズの高まりを背景としたものであり、今後ますます社会の様々な分野で信託制度が利用されることが期待されます。

  3. こうした期待を実現していくためにも、信託に関して幅広く研究を行っていただくことが重要です。

    今般、全国約430か所の大学の関係学部および法科大学院に応募要領・ポスターを送付し、4月1日から平成20年度信託研究奨励金の募集を開始いたしました。

以上

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